TFA(故障の木解析)とは

FTAは,好ましくない事象(トップ事象)からその原因を逐次下位レベルに展開して,トップ事象とその原因の関係を定性的,定量的に把握する目的で用いられる手法です。信頼性課題の事前分析や故障解析で用いられます。

FMEAは,最下位レベルの部品の故障が上位レベルのシステムにどのように影響するかを検討するボトムアップの検討ですが,FTAはトップダウンの活動といわれています。FMEAと対照的です。

FTAで使用する記号の名称と説明・使い方

FTAで使用する記号には,下記の約束事があります。

TFA(故障の木解析)名称の説明

FTA事例

下記の図は,@「子供が自動車後部ドア(ETG:Electric Tailing Gate)と車体の間に指を挟まれ負傷する」というFTAの事例です。@の事象が起こるには,A〜Dの事象が同時に発生し,Eの条件がなければ起こりません。また,Aは,a, b, c のいずれか1つが発生し,BCDが同時に起これば@の事象が発生するということです。

FTA解析を行う場合,次の3点から検討するのがよいやり方です。


FTA解析では,ABCDEの発生確率がわかれば,@の発生確率がわかることになります。つまり,FTA解析では,定量的な予測ができるという利点があります。

TFA(故障の木解析)