1.鉄道:JR西日本新幹線車両の台車にき裂など発見 重大インシデント

2017年12月11日、JR西日本は、東海道新幹線名古屋駅において運転を取りやめた「のぞみ34号」の台車にき裂が発見されるという車両・装置にかかわる重大インシデントを発生させました。

これに関して「新幹線異常感知時の運転継続事象への再発防止対策に関する検討結果について」~新幹線の更なる安全性向上に向けて~と題する報告書が3月27日にHPで公開されました。

製品安全、ここでは、新幹線車両の安全は、①設計、②製造、③運用、そして運用の中核をなす定期検査の各ステップを通して確保されています。

これらのうち、①は鉄道事業者とメーカーが、②は主としてメーカーが、また③と④は鉄道事業者が負わなければならないことになっています。
今回問題となった台車枠のき裂は、製造段階に問題があったことが明らかになっております。(報告書の「はじめに 有識者会議の目的と役割」から抜粋。)以下省略します。

 鉄道の「事故」、「インシデント」の分類
「事故の分類」の分類・・・・・・・鉄道運転事故
「インシデント」の分類・・・・・・鉄道運転事故が発生する恐れがある事態

台車枠き裂の製造段階の問題は、「製造現場での削り込み」で、「設計と異なる寸法で溶接」であり、その変更が、設計部門につながっていなかったことが判明されています。

 

2. 航空機:ピーチ機前脚に損傷 福岡空港パンクトラブル 重大インシデント(3月24日)
現在、トラブルの原因調査中(国土交通省航空局)

航空機の「事故」、「インシデント」の分類
「航空事故」:1 航空機の墜落、衝突又は火災
2 航空機による人の死亡又は物件の損壊3~5 省略
「インシデント」:航行中他の航空機と衝突又は接触の恐れがあったと認めた事態 その他

JISQ9100:2016箇条8.1.3「製品安全」に関連する話題として紹介しました。