航空機産業の繁忙さは、787増産、777X開発スタート、MRJ量産スタート、この他に防衛省多機種の航空機開発等々と相まって、至るところで繁忙さを聴かせられる状況です。
この状況下で漸く、大企業から新規中小企業に参入の声がかかってきています。

例えば、航空機クラスターに参加することによって、
1.国内・海外での航空機シンポジウム展示会を通して、多数の顧客への露出度の高まりによる商談、
2.地域行政主催による大企業と中小企業とのマッチング商談機会の増大があります。

  • 一方、一貫生産に向けて、大企業が財務体質の健全な中小企業に対して、中期的視点からの特殊工程の委託への取組みがあるようです。
    1.第一ステップとしての作業者派遣による技術伝授

    2.第二ステップとしての構内請負作業委託による技術・管理面からの指導・支援

    3.第三ステップとしての自立への向けた進め方です。

    現在は、漸く第一又は第二ステップに入った段階です。

その他、熱意ある中小企業へ、第一段階としての治具の製造委託に始まり、複雑でない部品加工委託に進むケースがあります。将来的には、特殊工程を委託するとの話も始まっているようです。また、この類型パターンとして、航空機製品では取引がないが、他の業種で取引がある中小企業対して、セカンドソースとして活用するケースが出てきました。
この場合は、経営者間での合意に基づく新規参入の例です。

このセカンドソースの採用の流れは、発注者側の事業継続性に対するリスクベースの考え方によるところが大きいのです。
これについては、ISO9001:2015の“リスクベースの考え方”と一致しているところです。