日本での産業クラスターの経過と現在・未来を把握しておくために産業クラスターへの政策を記述してみました。なお、これはすべて「経済産業省のHP」から転載したものです。
http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/tiikiinnovation/industrial_cluster.html

経済産業省の産業クラスター政策は、「地域の中堅中小企業・ベンチャー企業が大学、研究機関等のシーズを活用して、産業クラスター(新事業が次々と生み出されるような事業環境を整備することにより、競争優位を持つ産業が核となって広域的な産業集積が進む状態)を形成し、国の競争力向上をはかるもの」とされています。そして政策の目標レンジを3段階で進めてきました。

 第1期(2001~5年)産業クラスターの立ち上げ期
クラスターの実態と政策ニーズを踏まえ、国が中心となって進める産業クラスター計画プロジェクトとして20程度を立ち上げ、自治体が独自に展開するクラスターと連携しつつ、産業クラスターの基礎となる「顔の見えるネットワーク」を形成する。

 第2期(2006~10年)産業クラスターの成長期
引き続きネットワークの形成を進めるとともに、具体的な事業を展開していく。また、同時に企業の経営革新、ベンチャ―の創出を推進する。なお、必要に応じて、プロジェクトの見直し、新たなプロジェクトの立ち上げを重点に行う。

 第3期(2011~20年)産業クラスターの自立的発展期
ネットワークの形成、具体的な事業展開を更に推進していくとともに、産業クラスター活動の財政面での自立化を図っていき、産業クラスターの自律的な発展を目指す。 以下省略します。

現段階では、「地域との共創による産業クラスター政策の新展開」として、「クラスター政策の2分類化」をはかっていく政策です。

具体的には、

(1)地域主導型クラスター>
・地域独自で取り組むクラスターの他、広域で取り組むものについては、新・産業集積活性化法
(企業立地促進法)などの施策で国もサポートしていくケースも。

(2)先導的クラスター
・先導的な分野で、わが国の国際競争力確保のため、全国的な視野から形成を推進していく必要がある
クラスターは国が主導

「アジアNo.1航空宇宙クラスター形成特区」は、先導的クラスターに区分されると思います。