最近、自動車産業の企業様(数社)からNadcap認証取得したいのでその対応と見積りをして欲しいとの要望がありました。熱処理、複合材成形、溶接、非破壊検査等の複数のScopeで、さらにNDIについては、PT, UT等の複数の認証取得です。

弊社は回答の前に、次の3点を確認します。

①顧客(プライム)から注文(Tier2,3も含む)による航空機部品の委託製造状況、
②プライムからのNadcap認証取得要請の有無、
③AS/JIS Q 9100の認証取得状況です。

この3点を確認し、すべてYesでなければ、Nadcap認証取得は困難と回答します(不可能に近いのです)。

Nadcap認証に関するプログラムの詳細を知らなければ、当然の質問ですね。ここでNadcap認証の仕組みを簡潔に解説します。

顧客であるプライム(Boeing, Airbus, GE-A, Roles Royse, Honeywell等)が、サプライヤに「発注」する製品に特殊工程が含まれている場合で、かつNadcap認証取得を要求している場合に、Nadcap認証取得の審査が動き出すのです。忘れてはならないのは、AS/EN/JIS Q 9100認証取得済みであることも前提なのです。(前半完)