20年ほど前までBoeing, GE-A等は、サプライヤ(Tier2,3・・・nを含む)の特殊工程について自ら審査(第二社監査)し、認証していたのです。その後、PRI(Performance Review Institute米国NPO)が、Boeing, GE-A等のプライムに代わってNadcap審査・認証をしているのです。Nadcap審査は、第二者監査に近いのです。

例えば、製品の製造に関するサプライヤへの注文書は、Boeing, GE-A等の注文書とひも付(Flow Down)でなければならなりませんし、そのことは、図面等の利用についてプライムの了解を得ている必要があることを示しています。

Nadcap審査員は、契約(注文書)のFlow Downを必ず審査します。審査員が、メジャーな不適合製品になる恐れがあると指摘をした場合、PRI経由顧客であるプライムに状況を通知し、処置を仰ぎます。その間、サプライヤ製造出荷停止等の処置を取らざるを得なくなります。

私は、このような状況に陥った企業からの支援要請に関与したことがあります。他産業から航空機産業に参入する際に、Nadcap認証取得を検討されている企業様へのガイドです。